怒らない人になりたいなら必見・怒りのメカニズムと自己解決する方法
みなさんはどんな人になりたいですか?
2018年どんな人になりたいか?いろんな人の「今年の抱負」や「こうなりたいリスト」などを拝見したところ、
- 怒らない人になりたい
- 日々穏やかに過ごしたい
- 気持ちをコントロールしたい
- 優しい人になりたい etc
といった事柄が挙げられていました。わかるわ~と共感します。
意識する以外に具体的にどうやって実現させたらいいのだろう。
だったら、最近読んだ本のあの一説がぴったりなんじゃないかな〜!
というわけで今日の話です。
人が怒るメカニズム
人にイライラしたり
怒ったりするのは、
相手やその先に期待しているから!!
さとうみつろう『悪魔とのおしゃべり』第二章「怒れるヒーロー」という部分でお話がありました。
わたしが怒るのは、わたしが期待しているからなのか…
そういえば、そうかもしれない。
わたしが一番許せないこと
道で歩きながらタバコ吸うやーつ
「おめぇこんなところでタバコ吸ってんじゃないよ、マジ迷惑。しかもさ、歩きながらとかホントやめてくんない??撒き散らしてんじゃねーよ。!」
自分の先で歩きタバコしている人がいると、怒りでいっぱいになります。
前をタバコ吸って歩いている人がいたら、絶対小走りしてぬかします。
それくらい大嫌い。怒ってる。条例で取り締まってほしいレベルに。
でも、こうやって怒るのはタバコ吸うのをやめてほしいからなんですね。
そりゃそうな訳です。
タバコ辞めてもらうことに期待している。
道の空気はタバコで汚れていないことを期待している。
道を歩くのを不快な臭いで邪魔されないことを期待している。
恋人に腹をたてる例
もっとわかりやすい一般な例で考えてみよう
彼氏が誕生を覚えてなかったことに怒っている彼女がいるとする。
わたしのこと大切だったら祝ってくれるよね?
別に欲しいものがある訳じゃないけど、ちょっとしたサプライズくらいあってもいいんじゃない?ぷんぷん(*`へ´*)
彼女は、彼氏が祝ってくれることを期待しているから怒っているんです。
まさか自分の誕生日を忘れるわけないだろうぜったい祝ってくれるだろうと期待していた。
しかし期待が裏切られた。だから、怒っているのです。
考えてみると、めっちゃ当たりまえのことだ!
悪魔
全ての怒りは相手のせいじゃなく、相手に期待した自分のせいだということ
うん、たしかに自分が期待していたからこそ、怒りの気持ちが湧いてくる!
イライラ、怒りへの対処法
イライラしたとき、怒っているとき、怒りの感情に支配されているの1つの対処法として、
「わたしは何に期待していたのか」と考えみることが挙げられます。
怒る=期待と置き換えて考えてみるのです。
わたし怒ってる→わたし期待してた
なんで怒ってる→なにを期待してる
〇〇が××で△△だったから怒っている。→〇〇が××で△△になるよう期待してた。
人間怒ることがあって当然です。
怒りの気持ちを押し込めるのではなく、1つ問いかけをしてみる。
自分は○○に期待していたのだなぁ、と優しく受け止めます。
一歩離れた場所から俯瞰(ふかん)できるますよ。
「こんなことで怒るようじゃダメだ!」と自分を否定するのではなく、自分の気持ちときちんと向き合うことが大切です。
感情を押し殺す解決法は歪みしか生みません。
自分の気持ちをうまく把握できるようになると、人は落ち着きます。
把握というか「否定せず受け入れる」これが大事デスね。
悪魔
自分にも、他人にも、世界にも、相手にも、期待してはいけない。
さすが悪魔!強烈だ。
★
読んでいただきましてありがとうございます。
今日お話しした内容、怒るのは、期待しているからというメカニズムはさとうみつろう先生が100倍わかりやすく100倍面白く書いています。
悪魔
「自分を犠牲にしてまでやったのに!」と怒りを撒きちらすくらいなら、「他人のため」には何もしないでいいから、ただ微笑んで座っててくれないか?
マジそりって感じ。
この本は最近出たばかり新作で、ちょー面白いのでおすすめしときます
とくに哲学肌の方には読んで欲しいですね。
ちょっと前の『神さまとのおしゃべり』もめっちゃ面白いのでおススメです笑。
わたしも感情とうまく付き合っていきたい派です。
最近わかったのは、感情はコントロールするものではなくただ向き合うしかないものだということ。その話も今後できたらいいなぁっておもっています。