大学を卒業しました*わたしの就活と進路
わたしは2018年卒業の22歳です。
春から社会人になります。
進路の質問も読者さんからよく聞かれるので、今日は赤裸々に報告します。
人とは違う一年間でした。
色々あったので、一年前まで遡ってみます!
めっちゃ長いですが、私の本音で話します。ゆっくり読んでくださると嬉しいです。
- 概略・就活解禁ごろの自分
- 進路の選択肢
- 2〜3月説明会にいった会社で
- 4月、好きだった会社は受けてみた
- 5月〜6月、教育実習
- 7月〜12月
- 1月、まさかの展開
- 2月、やっぱり就職したい
- とある企業との出逢い
- わたしの進路
- 今後のビジョン
- ☆彡
概略・就活解禁ごろの自分
就活がしたくなかった。
就活してる自分のイメージも全然わきませんでした。
いきなりクズ発言すいません。でも、こう思う人は多いはず。
やりたいこと、向いてること、仕事にしたいほどすきなこと、自分にできること…
すべてわかって就活にのぞむ人はほぼいない。私もそうです。
- なるようになるだろう
- おさまるところに導かれるだろう
- 何かに導かれるのなら、それが一番自分に合ってそう etc
って気持ちもありました。なんと能天気な。
就活で本業を疎かにしたくない
そして何より、いちばん就活したくなかった理由は、大学生の間は勉強したい!という思いがあったからです。
だって私、大学生には勉強しにきてるんだもん。就職のための大学じゃない。
四年生になっても、授業をたくさん受けたい!専門分野の研究に打ち込みたい!やっと専門分野の入り口に立ったところなの!
四年生になっても勉強したかったので、就活したくなかったわけです。
せっかく勉強できる時間を与えられているのに!授業を受ける権利をもっているのに!それを放棄してまで、なぜ就活しなきゃいけない???
私は学歴のために、ここに来たんじゃない。やりたい研究があったから来た。そういう思いを大事にしたかったわけです。
少々頑固ではあるけど、私のこの主張は何も間違ってないと思う。
だから、結果は後からついてくる、と確信していました。(←能天気なので、詰めが甘いとよく言われマス)
ちなみに教職をとっていました
あさだは教職をとっていました。
これはなぜかと言うと、将来が不安すぎて何かしておきたかったからです。
教職なら、大学生のうちは勉強したい!という希望が叶うからです。
もちろん教員採用試験の勉強はそこそこ大変です。
しかし、これは勉強しとけばいいだけ。下級生のうちからコツコツやれば、四年生にシワ寄せがこない。
四年生になってもちゃんと専門分野の勉強時間を設けられる。
そういうわけで、教職をしていました。
自分の性格的にも教師に向いてるし、文系の職業としては給料が良い。
教師を目指す道も視野にいれていました。
進路の選択肢
わたしの進路の選択肢をまとめると、
- 大学院を出てから教師になる
- 普通に就職する
この二つで悩んでました。
教師になるなら、絶対このまま教壇に立ちなくないと思っていました。正直、レベルとしては普通に教壇に立って教えられる自信があります。しかし、それだと自分が納得できないままになってしまうだろうな、と。
大学での専門分野の勉強をもうちょっとしっかりやっておきたい、という気持ちがありました。
普通に就職する進路も考えていました。
というのも、「そこまでして教師になりたいか」と聞かれたら「そうでもない」。
ライフとワークだったらライフを重視したい。献身的な性格なので、教師になったらワークの比重が重くなりすぎうだろうな、と。
もちろん教師としてのやりがいが、そのまま人生の喜びになるとは思うのですが、もうちょっと他でもいろいろしたい。このブログもその一つです。
そういうわけで、就活したくないと言いつつも、授業に支障がない程度にやっていました。
2〜3月説明会にいった会社で
友達の付き添いで行ってみたベンチャー企業があります。
企業理念、社員さんたちの人柄、オフィス、すべてスキ!って思えました。
一緒に行った友達もそこを気に入って内定もらいたいね!って話をしていました。
説明会に行ったことがきっかけで、来年から雇ってもらうことを前提に、そのベンチャー企業でアルバイトすることになりました。いわゆるインターシップ的な。
アルバイトしつつ、社員さんたちの日々のルーティンも観察させてもらいました。だいたい一か月くらいです。
社員のみなさんの向上心が半端ないんですよ。
一体どこからそのエネルギーはくるんだろうってくらいみんなすごい。
日々、成長!成長!成長!
みんなちょっとでも、成長したくって頑張っていてキラキラした感じでした。
特に社長が凄い人で、エネルギーが半端ない。
誰よりも自分を律して、人のことを考えて行動する方でした。
お会いした時は圧倒されました。同じ人間か!?っておもったくらい。すごい。
ベンチャー気質は合わなかった
就活が解禁されたくらいは、ベンチャーの説明会に縁がありました。
ベンチャーではよく「成長」という言葉を耳にします。
私が行こうと思ってたその会社でも、日々「成長」という言葉を耳にしました。
でも、私は「成長」って言葉はあんまり好きじゃないってのが本音です。(当時は上手く言語化できなくて、なやみました。)
私は、自分を全否定してるみたいで悲しくなる。
成長する動機が、「今の自分がイヤだ!」だとその時点の自分を否定しているじゃないですか。時にはそういう動機も良い刺激になりますが、やっぱりずっとそれじゃ心が擦り減ってしまう。
あと、成長はやっぱりなにか比べる対象が必要です。
何が劣ってるとか、優秀かとか、良いか、悪いかなんて言えない。
何かを責めることは極力したくない。
私は、善悪の価値判断をするのをめっちゃ嫌っています。 親鸞は悪人正機説だって説いたやん(笑)。
成長っていろんな意味合いがあると思うのですが、私はなんとく引っかかってしまいました。
人生ってこれから長いと思う。
もうちょっと私はのんびりしたペースで日々を味わいたい。
私はLOHASな社会を目指したいなーって。(←ちょっぴり意味合いがちがうけど気にしないで)
どちらかというと、人間のありのままを受け入れていく生き方に興味がある。欠点やコンプレックスをどう受け入れて生きていくか、みたいなことですね。
だから私は、結局そのベンチャー企業を去ることに決めました。それが3月末くらいかな。
めちゃくちゃお世話になりました。採用前提で色々育ててくれたので。親身になって相談に乗ってくれたり。
私を送り出すときも、すごく背中を押してくれて、ホントに素敵な大人の人達だなって思いました。感謝の言葉しかありません。
※ベンチャー企業のイメージは、あくまで私個人の意見です。あしからず。※
4月、好きだった会社は受けてみた
やっぱりちょっと働いてみたいなーって気持ちがありました。
なので、めっちゃ大好きな企業を一つだけ受けてみました。
一応、後悔しないように。最初の書類出すだけなら誰でもチャンスある!
IT系の上場したベンチャーです。
ベンチャーといっても、だいぶ落ち着いてきている会社です。
ベンチャー特有の「成長・熱血・情熱」系ではなく、ライフワークバランスも意識しだした企業です。
一次面接をしてもらったのですが、うまく話が伝わらず、お祈りメールをいただきました。チーン。
大好きだった企業なだけに、雇ってもらえなかったのも悲しいし、面接してくれた社員さんたちの印象が、私は好きじゃなかったので、ダブルで悲しかったです。
面接は、下準備も必要って言われるけど、楽しく会話できる方が大事だなって悟りました。
何か説明するにしても、自分のお父さんお母さんにレベルくらいで話すのがいい感じですね。
5月〜6月、教育実習
5月から6月は、教育実習で忙しかったです。
私は中学の免許も取る予定だったので、3週間教育実習をしていました。
教育実習中も、忙しかったのですが、就活をしていました。
一件だけ、気になった企業がありました。
教育実習中だけど面接に行ったりしていました。
採用してくれそうな感じだったんですが、なんかやっぱり合わないカモ…と、結果をもらう前に辞退しました。
いつも思うけど、応募しておいて辞退するのって申し訳ない気持ちになりますね。ごめんなさい。
7月〜12月
教育実習から帰ってきて、やっぱり自分は教師に向いてるなーっと思いました。
でも、先生になるにしろまだまだ勉強不足だと感じていたので、大学院に進みたい気持ちは変わりませんでした。
生徒をちょろまかすような先生には絶対なりたくない!
物事をみる価値観や視点はたくさんあるので、それをわかってもらえるような授業をしたい!って思ってました。
そのためには自分自信の価値観を知り、他のモノの見方や研究方法も知るべきなので、わたしはもっともっと勉強したかった。
教師になるために進学するわけじゃなく、
やりたい勉強は、教師になるためにも絶対役立つだろう、と判断しました。
で、就活を完全にやめて、進学する決意をしました。
進学するなら、卒論もある程度のレベルのものを書かなきゃいけない。
本気で卒論に取り組みました。
進学の試験があるので、その勉強も必要でした。
1月、まさかの展開
1月の半ば、卒論提出でした。やれやれデス。
さらに、そこから一週間後には1月は通常授業の期末試験もありました。
しばらくその勉強に追われました。
単位をとらないと教免をもらえないので、この期末試験は重要だったのです。
で、1月はとにかく忙しかったのです。
そんな日々をすごしていたら、大学院の出願を忘れていました。
書類提出から一週間も過ぎてしまっていました。
この事実を知ったとき、息ができないくらいショックでした。
なんのために卒論を必死で書いてきたんだ。。。
どないしよう…ほんとヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…って。
でも同時に、なんだか肩の荷が下りたような、ホッとした自分もいました。
自分が歩むべき運命に引き戻された感じがしたからです。
矛盾する二つの気持ちに悩まされました。
自分は一体何がしたいんだ…と。
でも、結局自分のホッとした方の気持ちを大切にすることに。
2月、やっぱり就職したい
いろんな人に、出願し忘れた話をしました。どうしようって。
大学の先生には、7月入学をめざしたらいいと言われました。
勉強する時間が半年できたと思って、やりなさい、と。
でも、この時点で進学するのが自分の道じゃない、と思っていたので、就職する決意をしました。
進学の件で、先生に何かとお世話になっていたので、申し訳ない気持ちになりましたが。
周囲の意見を参考に
それから、周囲の人に「出願し忘れた。いろいろ考えた結果、就職したいんだ」という話をしました。
仲良しの叔母は、「卒業後に空白期間があると、履歴的に不利になっちゃうよ」、と言われました。
まぁ、そうだなと同意見です。
既に社会人2年目の親友には、「とりあえず、派遣で仕事をしてみたら?」と言われました。
そういうわけで、4月から働くことを目指して、就活を再開させました。
これから就活しても不利すぎる状況なので、派遣会社にも登録しにいきました。
派遣社員でいいから仕事しようと思っていました。
とある企業との出逢い
派遣会社から紹介してもらったとある企業に応募しました。
紹介してもらったのは、
半年間派遣社員で働いたあと、双方同意で、社員に紹介してくれるという募集でした。
まぁ、ずっと派遣社員じゃなくて、そのあと普通に雇ってくれるなら良いかな、と思い選考に進みました。
それで、面接に行ったのですが、いきなり部長さんが出てきてくれました。
「東京の部長さんがわざわざ今日のために来てくれます。」と聞き
「え、なんで!?!?!」って感じでした。
東京から大阪へ、私の面接のためにわざわざ。ホントにびっくりしました。
「うちの会社の新卒採用の枠に興味ないの??」みたいな話になりました。
ええ、一応目を通しましたとも…
「正直、あさださんにウチに来てほしい
派遣社員スタートじゃなくて普通に採用したい」
なるほど、それで部長さんがきてくれはったんか。
私のPCのスキルに期待してくれたみたいです。
とにかくリラックスしていろいろ聞かせてくれ!!みたいな面接でした。
色々とフランクにお話ができて嬉しかったです。
業務の説明のたくさん聞きました。
わたしの性格的な長所も生かせる業務だな、と思いました。
まぁホントにもったにないくらい素敵なお話なので、
内定をお受けすることにしました。
就職が決まった。というわけです。
よかった、よかった。
希望だったのは、
- 家から一時間くらいで通える
- 丁寧に仕事ができるゆったりした仕事場
- 人間関係がいい
- 得意なパソコンスキルが生かせる
- 福利厚生がいい
- 育休産休取得実績がある(←長く務めることも一応視野にいれていました)
- 残業が少ない
- 17時定時あがり
これ全部、あてはまりる会社に出会えて幸せです。
自信があったPCスキルも生かせそうなのでよかったです。
めでたし。
わたしの進路
めちゃくちゃ長くなりましたが、あさだの就活と進路はこんな感じです。
なんちゅう話や、って自分でも思います。
ずっと信じていたこと、信じていたいことがあります。
それは、「世界は私の幸福を願っていて、いつでも悪いようにはしない!!」ということ。
能天気ですみませんが、これ本音なんです。
いままで私の人生はずっと幸せだったと思う。
環境も状況も周りの人々も、素敵な人ばかり。
人生甘くないよって言われるけど、なんとなる!を信じたいです。
少しでもご参考になれば幸いです。
プライベートな時間も大事にできる職場に巡り合えてよかったです。ホントに。
今後のビジョン
今後はとりあえず拾ってもらった会社で働きます。
その会社が自分にあっていたら長く続けたいです。
その職場で専門的な知識を学んでいく予定です。
それがまた次の進路を考えたときに生きてくるかもしれない。
キャリアアップの道も用意してくださっている会社なので、ほんとに自分やっていけるかどうかって感じです。
そういうわけで、今はまだ未定です。
だけど、縁と自分の気持ちを大切にしながら生きていこうと思っています。
OLさんをしながら、
自分の好きなこと、やりたいこと、大切にしたいことをやっていきます。
このブログもその一つです。
こんな能天気な私ですが、今後とも見守ってくださると嬉しいです。
☆彡
いつもコメントくださるみなさん、ありがとうございます。
これから忙しくなると思いますが、
だからこそ生活をもっと快適に、心地よく、自分を大切に!というテーマを突き詰めていけそうな気がしています。
読んでくださりありがとうございます。
では、また私の話きいてください(*^^*)
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私しか閲覧しないので、お気軽に使ってください。